☆《虚空海竜リヴァイエール》
星3/風属性/水族/攻1800/守1600
エクシーズ・効果モンスター
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、ゲームから除外されている自分または相手のレベル4以下のモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
ショボいバーンや打点自慢ばかりだった☆3エクシーズの中に颯爽と現れたトリッキーな特殊召喚効果を持つ新規エクシーズ。即座にアドバンテージを挽回する効果、広めの効果対象を持ちポテンシャルは高そう。
このカードを運用するために必要なことを確認してみると、「レベル3モンスターを2体並べる」「レベル4以下で帰還する意味が(それなりに)あるモンスターを除外する」の二つ。それがあまり思いつかない。一応メインを圧迫しないのがエクシーズの強みであるから、上手く動ける時にだけ出していくという動きも出来そうだけど…レベル3で並べやすいカードって何か有ったか。《ハウリング・ウォリアー》は《ネフティスの導き手》さながらに任意のモンスターをレベル3エクシーズに置き換えることが出来る。
少し前に書いた「マテリアルゲートのギミックを用いて大抵のエクシーズモンスターは無限回特殊召喚出来る」に従って、何か面白いことが出来そう。マテリアルゲートのギミックに《虚空海竜リヴァイエール》+《聖鳥クレイン》で無限ドローを組み込み、「ドローしてるから時間稼ぎじゃないよ〜」と主張しつつ40分間特殊召喚を繰り返した後ET入り《重爆撃禽 ボム・フェネクス》を無限回出してマッチキル、というのを考えたけどジャッジ的に通るわけない。マテリアルゲートは結果が勝利までは出来ることになっているので、これ以上の伸びしろとなると《E・HERO エリクシーラー》を出さずに8000削りきるとかマッチキルを可能にするとかそういう話になってくる。
☆《リチュア・ディバイナー》
星3/水属性/海竜族/攻1200/守 800
1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動する事ができる。自分のデッキの一番上のカードをめくり、それが宣言したカードだった場合手札に加える。違った場合、自分のデッキの一番上に戻す。
《深海のディーヴァ》で呼べるレベル3海竜。
《天変地異》のような尖ったカードを使わない限りトップを操作するカードは《ゾンビキャリア》程度のもので、実質的にデッキトップをチェックする効果に等しい。起動がノーコストの代わりにテキストが「めくる」なので相手も一緒にチェック出来てしまい、罠が捲れたりすると嫌な感じ。《深海のディーヴァ》の相方として見ると、《ニードル・ギルマン》は1600打点程度なら単体で殴れるメリット、《シー・アーチャー》には《深海のディーヴァ》から《ライオウ》を殴れるメリット、使用済みの《ライトロード・ハンター ライコウ》等が有ればアタッカーに出来るメリット等がある。
リチュアにおいては一枚だけレベルが奇数なせいで、儀式への使い勝手は非常に悪い。
☆《蒼血鬼》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1000/守1700
このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
自分の墓地に存在するレベル4のアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
そもそもアンデとエクシーズは何かと噛みあっていないと思う。
アンデがシンクロと組んで隆盛したのは、シンクロに使用したモンスターを豊富な蘇生手段で使いまわすやり方に加えて、シンクロ召喚のアド損を緩和する《ゴブリンゾンビ》の存在が大きい。エクシーズではエクシーズ素材が墓地に送られるまで大きなタイムラグがある上、素材はフィールド上にあると扱わない裁定から《ゴブリンゾンビ》の効果も不発、どちらの特性も綺麗に殺されてしまう。アドバンテージで言えば《蒼血鬼》効果が+1・エクシーズが-1で一応数字のフォローは出来ているものの、最初にエクシーズ召喚を行わないといけないこと、場繋ぎには繋げないこと等難点は多い。
☆《サンダー・ボトル》
永続罠
自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃宣言をする度に、このカードに雷カウンターを1つ置く。
雷カウンターが4つ以上乗っているこのカードを墓地へ送る事で、相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
名前通り《サンダー・ボルト》と同様の効果を持ち、面倒な準備が必要なもののカード消費は全く行わずに済むため枚数的な交換としては悪くなく、除去を喰らっても1:1と割り切れる方。雷カウンターを溜めきった後、SS2で相手ターン中にも破壊効果を適用出来るのかどうかが気になるところ。もし出来るなら相当なプレッシャーになる。
使うかどうかはまた別の話なんだけども。
ラベル:GENERATION FORCE