2011年03月31日

【デッキ考察】マテリアルシャーク

☆《潜航母艦エアロ・シャーク》
エクシーズ・効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻1900/守1000
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
ゲームから除外されている自分のモンスターの数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。

マテリアルゲートのギミックで《潜航母艦エアロ・シャーク》を無限回場に出し勝利を目指す。塵も積もればワンキル。

@《チェーン・マテリアル》と《フュージョン・ゲート》を通す
A《アーメイル》《一眼の盾竜》除外して《魔装騎士ドラゴネス》SS
B《アーメイル》《一眼の盾竜》除外して《魔装騎士ドラゴネス》SS
C《魔装騎士ドラゴネス》×《魔装騎士ドラゴネス》→《潜行母艦エアロ・シャーク》
D《潜行母艦エアロ・シャーク》効果起動、《魔装騎士ドラゴネス》除外して500ダメージ
E《潜行母艦エアロ・シャーク》と適当なHERO除外して《E・HERO アブソルートZero》SS
F墓地の《魔装騎士ドラゴネス》と《E・HERO アブソルートZero》除外して《E・HERO Great TORNADO》SS
G《E・HERO クレイマン》《E・HERO スパークマン》《E・HERO フェザーマン》《E・HERO バーストレディ》除外して《E・HERO エリクシーラー》SS
H《E・HERO エリクシーラー》効果で除外されたカード全てデッキへ
I《E・HERO エリクシーラー》《E・HERO Great TORNADO》除外して《E・HERO アブソルートZero》SS

この状態で場には《E・HERO アブソルートZero》のみ、除外ゾーンにカードは《E・HERO エリクシーラー》《E・HERO Great TORNADO》。

J《アーメイル》《一眼の盾竜》除外して《魔装騎士ドラゴネス》SS
K《アーメイル》《一眼の盾竜》除外して《魔装騎士ドラゴネス》SS
L《魔装騎士ドラゴネス》×《魔装騎士ドラゴネス》→《潜行母艦エアロ・シャーク》
M《潜行母艦エアロ・シャーク》効果起動、700ダメージ
N《潜行母艦エアロ・シャーク》と《E・HERO アブソルートZero》除外して《E・HERO アブソルートZero》SS
O墓地の《魔装騎士ドラゴネス》と《E・HERO アブソルートZero》除外して《E・HERO Great TORNADO》SS
P《E・HERO クレイマン》《E・HERO スパークマン》《E・HERO フェザーマン》《E・HERO バーストレディ》除外して《E・HERO エリクシーラー》SS
Q《E・HERO エリクシーラー》効果で除外されたカード全てデッキへ
R《E・HERO エリクシーラー》《E・HERO Great TORNADO》除外して《E・HERO アブソルートZero》SS

この状態で場には《E・HERO アブソルートZero》のみ、除外ゾーンにカードは《E・HERO エリクシーラー》《E・HERO Great TORNADO》。先程と全く同じ場を作りつつ途中で700ダメージを与えているので、相手ライフが尽きるまでループ出来ることがわかる。なお、1周目と比べて200ポイント増えているのはIで除外した《E・HERO エリクシーラー》《E・HERO Great TORNADO》の分。3周目以降は700ポイントで固定。

・wikiには一気にモンスターを27体除外、《潜航母艦エアロ・シャーク》を3体出して殺すパターンが紹介されているのだけど、ループを取り入れた方が通常モンスターの投入枚数を抑えられて安定する。
・レベル3融合モンスターは闇属性以外なら何でもいい。ちなみに「闇属性以外のレベル3融合モンスターの素材モンスター」の最高攻撃力は《スリーピィ》の800、最高守備力は《アーメイル》《一眼の盾竜》の1300。
・Fで墓地の《魔装騎士ドラゴネス》をわざわざ除外しているのは《E・HERO エリクシーラー》で回収するため。エクストラデッキに採用する《魔装騎士ドラゴネス》の数を最低限に抑えることが出来る。

マテリアルフェネクスと比べた場合、あちらは炎と機械でさえ有れば優秀なモンスターを幅広く採用出来るのに対して、こちらはどうしても(《E・HERO エリクシーラー》の素材に加えて)通常モンスター4枚の採用が必須になってしまう。デッキにいる状態で融合素材代用モンスターは効果を発動出来ないため、《沼地の魔神王》も使えない。通常モンスターの存在をメリットに持っていくのは至難の技で、現状は単なる劣化でしか無い感は拭えない。「優秀な効果またはステータスを持ったモンスターを素材にしたレベル3融合モンスター」が出た時は少なくともマテリアルフェネクスと同程度には戦えるかもしれない。

DOで回す用に最低限のパーツレシピをどうぞ。

モンスター(9枚)
一眼の盾竜(ワンアイド・シールドドラゴン)×2枚
アーメイル×2枚
E・HERO フェザーマン
E・HERO バーストレディ
E・HERO スパークマン
E・HERO クレイマン
E・HERO アナザー・ネオス

魔法(1枚)
フュージョン・ゲート

罠(1枚)
チェーン・マテリアル

エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO×2枚
E・HERO アブソルートZero×2枚
E・HERO エリクシーラー×2枚
潜行母艦エアロ・シャーク
魔装騎士ドラゴネス×2枚

《チェーン・マテリアル》《フュージョン・ゲート》持ってきてスタート。
posted by LW at 21:27| Comment(0) | デッキ考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【大会】非公認大会 in 新宿ホビステ

大会前にちょいちょい買い物してデッキ整える。
《超融合》3枚目購入して投入。《E・HERO オーシャン》とのシナジー、《E・HERO エアーマン》の破壊効果と絡めたトリッキーな運用を期待して《死者蘇生》out《リビングデッドの呼び声》in。それに伴って相手のチューナーを奪うことを想定した《氷結界の龍 ブリューナク》《ブラック・ローズ・ドラゴン》が不要になったのでout、空いたスペースに《V・HERO アドレイション》《E・HERO ノヴァマスター》in、の予定だったのだけど、《E・HERO ノヴァマスター》が入手出来なかったので代わりにスターター買って急遽《No.39 希望皇ホープ》をin。

・一戦目:【代償ガジェット】:○×分
相手は遊vicの鉄蟹さん。
 一本目
《フュージョン・ゲート》《超融合》から打点作ってキル。
 二本目
《血の代償》から《No.39 希望皇ホープ》出てきて打点で負け。中盤に《No.39 希望皇ホープ》×2+ガジェット×2に《聖なるバリア−ミラーフォース−》を当てて《貪欲な壺》も無く連鎖が切れていたので、追加ガジェットが無いことを見越して最後はきっちり除去入れるべきだったと反省。
 三本目
《ドッペルゲンガー》《氷帝メビウス》が綺麗に決まってバックを合計4つ剥がすものの他のHEROが引けずにライフを奪えない。相手もガジェットを引かずにもたついており、途中からETに入る。ET2ターン目相手《グローアップ・バルブ》のアタックは《くず鉄のかかし》で潰し、ET最終ターンの《E・HERO プリズマー》召喚は《奈落の落とし穴》、《リビングデッドの呼び声》(対象《氷帝メビウス》)は《D.D.クロウ》。新ルールのため8000-8000はED無しで引き分けて終わり。悔しい><

・二戦目:【天使】:×○○
 一本目
《創造の代行者 ヴィーナス》+《マスター・ヒュペリオン》蘇生で一気にライフ持っていかれて負け。
 二本目
相手の《氷結界の龍 トリシューラ》《大天使クリスティア》が並んで土下座フェイズ。《E・HERO アナザー・ネオス》を《ヒーロー・ブラスト》で回収セットで虚しく延命してる内に《オネスト》ツモり、相手の残り1400捲る。正直運が良かった。
 三本目
よく覚えてない。

終始《ガチガチガンテツ》に怯えていたんだけど、出せるシーンでも一度も出なかったんで「入れないんですか?」って聞いたら「今手元に無いし別に要らないかナア」って感じ。多分《ガチガチガンテツ》がキッチリ出てきていたら負けてた。

・三戦目:【ジャンド】:×○○
相手はプロキシアンさん。俺が大会に出る時は大体いる人のうちの一人。
 一本目
有効牌が少なく、終始ワンチャンを消しながら進めるもののやはり息切れてワンチャンが通ってしまう。最後に放った頼みの綱の《E・HERO アブソルートZero》は《カオス・ソーサラー》で処理され、適当にアタックされて死ぬ。
 二本目
初手《未来融合−フューチャー・フュージョン》から《E・HERO オーシャン》召喚の初動。実はバックはブラフと《サイクロン》なんで《カードガンナー》のアタックが来ると結構キツかったのだけど、通って《E・HERO エアーマン》回収の2アド。《転生の予言》を決めたあたりでサレ貰う。
 三本目
序盤に《魂を削る死霊》ハンデス喰らいつつ《E・HERO アブソルートZero》で返していく。サイドインしたカードでモリモリ押して勝ち。

・四戦目:【剣闘獣】:○○―
 一本目
よく覚えてない。
 二本目
《超融合》で《V・HERO アドレイション》出させてからの、こちら《E・HERO アブソルートZero》と《V・HERO アドレイション》吸収の《超融合》で《E・HERO アブソルートZero》で《剣闘獣ガイザレス》準備を破壊、一気にテンポ取る。一度崩せば後は打点に気をつけてアタックを通さないようにすれば剣戦はいける。融合で負けるわけにはいかないよ…!

3-0-1で幕。モヤっとするスコアだけど、2敗したこの前に比べれば大分持ち直した。

大会の後は閉店まで和葉さんとフリー。《V・HERO アドレイション》で《魂を削る死霊》を潰せることに気付く。《E・HERO アブソルートZero》で無理矢理消しに行くよりは少ない動きで《魂を削る死霊》を除去出来るし、《超融合》を警戒した時にも強く中々便利。

モンスター(11枚)
氷帝メビウス
スノーマンイーター
オネスト
E・HERO ボルテック
E・HERO プリズマー×2枚
E・HERO ネオス×2枚
E・HERO オーシャン
E・HERO エアーマン
E・HERO アナザー・ネオス

魔法(18枚)
未来融合−フューチャー・フュージョン
超融合×2枚
増援
強欲で謙虚な壺×3枚
ミラクル・フュージョン×3枚
ブラック・ホール
フュージョン・ゲート×2枚
サイクロン×2枚
E−エマージェンシーコール×3枚

罠(11枚)
盗賊の七つ道具
聖なるバリア−ミラーフォース−
神の警告×2枚
強制脱出装置
リビングデッドの呼び声
ヒーロー・ブラスト×3枚
くず鉄のかかし×2枚

エクストラデッキ
E・HERO Great TORNADO
E・HERO The シャイニング×3枚
E・HERO アブソルートZero×3枚
E・HERO ガイア
E・HERO ジ・アース
E・HERO ネオス・ナイト
No.39 希望皇ホープ
V・HERO アドレイション
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ワーム・ゼロ
波動竜騎士 ドラゴエクィテス

サイドデッキ
A・O・J コアデストロイ
A・ボム
D.D.クロウ×3枚
くず鉄のかかし
サイバー・ドラゴン
サイファー・スカウター
ドッペルゲンガー
超融合
転生の予言
奈落の落とし穴
抹殺の使徒×2枚
連鎖除外(チェーン・ロスト)
ラベル:非公認大会
posted by LW at 01:47| Comment(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

【雑記】羅列16

ネプテューヌ続編と白恋発売確定とジュエルペット2期DVDBOXでテンション上がる。

・シークレットテク()
《E・HERO アブソルートZero》が裏側のまま除去された場合効果が発動しないことを知っている人は意外と多くない。例えば、《ダーク・アームド・ドラゴン》効果で《E・HERO アブソルートZero》を対象に取った後チェーンして《月の書》で《E・HERO アブソルートZero》を裏返せば逆順処理時に裏側である《E・HERO アブソルートZero》の効果は発動しなくなる。同テキストの《ユベル−Das Abscheulich Ritter》にも同じ裁定が出ているので、「フィールドから離れた時」がトリガーの誘発効果が裏側表示で除去されたとき発動しないのは共通の条件らしい。
裏側のままフィールドを離れると効果が発動しないのは融合素材になる時も同じ。《フュージョン・ゲート》から入って《E・HERO アブソルートZero》→《E・HERO The シャイニング》と動いて相手モンスターを除去しながら殴りに行く動きにおいて《月の書》で《E・HERO アブソルートZero》を裏側にすることで《E・HERO アブソルートZero》の効果を発動させないことが出来るわけだ。一応《フュージョン・ゲート》の発動時は発動宣言のみなので融合素材を変えることも出来るものの、《フュージョン・ゲート》の逆順処理を取りやめることは出来ない。HEROの数が足りなければそのまま裏側の《E・HERO アブソルートZero》を除外することになり破壊効果は発動しないし、そうで無くても再度《E・HERO アブソルートZero》を出して破壊効果発動ということは中々難しい。ゲート相手に《月の書》持ってたら狙ってみてもいいんじゃないかなという感じ。ちなみに、《E・HERO The シャイニング》は裏側のまま除去された場合でもタイミングを逃しておらず墓地に送られたならば効果が発動する。

・ガエルガンテツ
墓地に《黄泉ガエル》《フィッシュボーグ−ガンナー》《粋カエル》でスタート。
@《黄泉ガエル》蘇生
A手札一枚切って《フィッシュボーグ−ガンナー》蘇生
B《フィッシュボーグ−ガンナー》+《黄泉ガエル》→《フォーミュラ・シンクロン》
C《粋カエル》蘇生
D《粋カエル》×《フォーミュラ・シンクロン》→《ガチガチガンテツ》
という流れでガエル帝で《ガチガチガンテツ》が出せる。《粋カエル》《フォーミュラ・シンクロン》はどちらも場に出すに際して実質手札を一枚も使わない上に、召喚権を使わないのが素晴らしい。0アドバンテージかつ召喚権を使わずに生成出来る《ガチガチガンテツ》。もっとも、《黄泉ガエル》はエクシーズの過程で墓地に送られてしまうので余った召喚権で帝を出すことは出来ないものの、逆に先の《鬼ガエル》に召喚権を割くことでエクシーズの準備を整えることが出来る。構造上バックが薄くなりがちなガエル帝において少ない消費で《ガチガチガンテツ》を置くという動きはとても噛み合っていると思う。勿論、ターンやカードが足りているならば《フォーミュラ・シンクロン》同士や《粋カエル》同士でエクシーズしてもヨシ。

・メール質問
Q:相手フィールド上に《御前試合》が存在し自分フィールド上に《ローンファイア・ブロッサム》のみが存在しています。自分のデッキに《リグラス・リーパー》が投入されている場合、
《ローンファイア・ブロッサム》の効果で自身をリリースし《ギガプラント》をデッキから特殊召喚出来ますか?
A:ご質問頂いた状況の場合、「ローンファイア・ブロッサム」の効果を発動し「ギガプラント」をデッキから特殊召喚する事ができます。

Q:相手フィールド上に《御前試合》が存在し自分フィールド上に《ローンファイア・ブロッサム》のみが存在しています。自分のデッキに《リグラス・リーパー》が投入されていない場合、《ローンファイア・ブロッサム》の効果で自身をリリースし《ギガプラント》をデッキから特殊召喚出来ますか?
A:デッキに特殊召喚できる炎属性の植物族モンスターが存在しない場合、「御前試合」の効果が適用されている為、「ローンファイア・ブロッサム」の効果を発動する事はできません。


いつだかの続き、これにて一件落着。起動の宣言は対応するモンスターがいないと出来ないけども、起動さえ出来れば場が空になり制約が解けるので属性の異なるモンスターも特殊召喚出来るという感じかな。

Q:自分が《異次元の精霊》を特殊召喚したところ、《神の警告》で召喚を無効にされました。この場合、《異次元の精霊》の特殊召喚に必要なモンスターの除外を行う必要はありますか。
A:「神の警告」の効果によって「異次元の精霊」の特殊召喚を無効化した場合でも、自分フィールド上のモンスターをゲームから除外する必要があります。


wikiに「除外するのは召喚ルールでありながら、コストではなく効果扱いである。そのため、やや扱いが難しい。」とか書いてあったから質問してみたんだけど、イマイチ意味がわからない。コストを払って特殊召喚する特殊召喚モンスターと処理は何か違うんだろうか。
posted by LW at 01:31| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

【その他】エクシーズ各アイデンティティまとめ

軽くそれぞれのアイデンティティをまとめてみようと思う。

☆レベル2
《創造の代行者 ヴィーナス》を擁する代行天使の他にはガエル帝でもすんなりと出せる。

・《ガチガチガンテツ》
エクシーズ・効果モンスター
星2/地属性/岩石族/攻 500/守1800
レベル2モンスター×2
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力・守備力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。

現行ではこれ一枚のみ。何度も推したように特に2200を出せないデッキへの決定力が強い。

☆レベル3
・《グレンザウルス》
エクシーズ・効果モンスター
星3/炎属性/恐竜族/攻2000/守1900
レベル3モンスター×2
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

アイデンティティはバーン能力と、地味に高い守備力。状況次第でフィニッシャーになれるといえ、トークンに対応せず効果を発動出来る状況が限られているので早い段階で抜けていきそう。

・《潜航母艦エアロ・シャーク》
エクシーズ・効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻1900/守1000
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
ゲームから除外されている自分のモンスターの数×100ポイントダメージを
相手ライフに与える。

アイデンティティはやはりバーンなのだけど、性能が低すぎる。マテリアルゲートのギミックでワンターンキルが出来るという発想には感心したものの普通に使う分には使えるシチュエーションが無いに等しい。魚というアイデンティティを《フィッシャーチャージ》とかで活かせなくもないけど…

・《No.17 リバイス・ドラゴン》
エクシーズ・効果モンスター
星3/水属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このカードの攻撃力を500ポイントアップする。
このカードのエクシーズ素材が無い場合、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。

アイデンティティは打点!デメリットが付いているとはいえ、デメリットを発生させない2500打点の状態で既に現行レベル3トップなので打点王としての地位は疑いようもない。レベル3汎用エクシーズ代表的なポジション。

・《ラヴァルバル・イグニス》
エクシーズ・効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1800/守1400
レベル3モンスター×2
このカードが戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。

アイデンティティは打点かなあ。競合する《No.17 リバイス・ドラゴン》と比べ打点自体が劣り、回数も限られているので辛い立ち位置。「ラヴァル」の名前にアイデンティティを求めてみても、今のところ大型モンスターに付いている「ラヴァル」の名前はそれ程活かす機会が無い。何らかの方法で除外した後《ラヴァル・キャノン》で帰還出来るくらいで、《真炎の爆発》に対応しないのはマイナスポイント。

☆レベル4
トピックとしてはやはり代償ガジェット。普通にデッキを組んで一番数は多いのは普通レベル4モンスターだろうし、そういう意味では汎用性的にはトップ。

・《No.39 希望皇ホープ》
エクシーズ・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻2500/守2000
レベル4モンスター×2
自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、このカードを破壊する。

アイデンティティは効果と打点。しょぼい効果と打点馬鹿ばかりが並んだレベル3と比べるとレベルが一つ上がっただけあって性能の良い効果とまずまずの打点を併せ持っており、今のところはレベル4汎用エクシーズを代表出来る立場。裁定とか細かいところは話し出すとキリ無いからまた今度。

・《発条機甲ゼンマイスター》
エクシーズ・効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1900/守1500
レベル4モンスター×2
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×300ポイントアップする。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを裏側守備表示にする。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターは表側攻撃表示になる。

実質的な打点は《No.39 希望皇ホープ》と並んでいるとはいえ効果の違いが大きい。効果は遠回しな除去能力に見えて、実は自分のモンスターしか対象に出来ず、完全にコンボ専用。《サイバー・ドラゴン》に吸収される種族は、永遠のマイナスアイデンティティ。

・《イビリチュア・メロウガイスト》
エクシーズ・効果モンスター
星4/水属性/水族/攻2100/守1600
レベル4モンスター×2
このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、ダメージ計算後にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。

アイデンティティは効果。それなりに攻撃力も有り、効果の有用さから《No.39 希望皇ホープ》との差別化は出来る。とはいえ2100〜2500の打点の差は無視出来ないものだし、《No.39 希望皇ホープ》には一番手を譲る格好。

・《ヴァイロン・ディシグマ》
エクシーズ・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻2500/守2100
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する効果モンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
このカードが、この効果で装備したモンスターカードと同じ属性のモンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。

アイデンティティは効果。唯一のレベル4エクシーズ除去持ちで、代償ガジェットにとっては重要なポジションにいる。代替の利くものでは無いし、今のところ存在価値は不動。

☆レベル5
・《始祖の守護者ティラス》
エクシーズ・効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2600/守1700
レベル5モンスター×2
このカードの効果はこのカードのエクシーズ素材がなければ適用されない。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
自分のエンドフェイズ毎にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。

唯一のレベル5、効果も十分に強力でアイデンティティは語るまでも無し。
posted by LW at 23:12| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

【その他】スパークゲート

《デュアルスパーク》をゲートに採用するメリット
・《デュアルスパーク》を警戒させるとバックが薄くなるので少しの除去、または読みでゲートの動きを押し通しやすくなる
・「ゲートに《デュアルスパーク》は入らない」というのが通念なので(多分)、一度ゲートの動きを見せた後ならば《E・HERO アナザー・ネオス》召喚に《奈落の落とし穴》《次元幽閉》を誘いやすい
この二つは偽装プレイなので相手にどの情報を見せてどの情報を見せていないかきちんと把握しておく必要アリ。
・ゲートに足りない対応力が増え詰みの状況を作りにくくなる(バックに触る手段が増えたり、《マスター・ヒュペリオン》のような《ヒーロー・ブラスト》圏外のモンスターにも対応出来る手段になる)
・《奈落の落とし穴》《次元幽閉》には《デュアルスパーク》、《神の警告》には《ヒーロー・ブラスト》と構えられ《ヒーロー・ブラスト》を積むコンセプトと相性が良い
・《E・HERO アナザー・ネオス》を比較的早く墓地に送れるようになるので《ヒーロー・ブラスト》の動きを補助でき、《E・HERO ネオス》を減らせる
デメリット
・ゲートの動きの核になる《E・HERO プリズマー》《E・HERO ボルテック》《E・HERO エアーマン》はどれも召喚権を使うことが必須であり、《E・HERO アナザー・ネオス》もそうであるので召喚権が足りなくなり一時的な不要牌が溜まりやすい
これが《デュアルスパーク》が不要とされる一番良く聞く理由。
・《デュアルスパーク》を単体で引くことによる事故率上昇
・コストが重複するので《超融合》が使いにくくなる(《E・HERO アナザー・ネオス》+《デュアルスパーク》という構えに対して《超融合》は要らない)

ぶっちゃけ《デュアルスパーク》を入れてから一度も勝っていないのだけれど、メリットよりもデメリットの方が上回っているのか、それともプレイや構築が《デュアルスパーク》に対応出来ていないのかわからない。

モンスター(11枚)
スノーマンイーター
オネスト
E・HERO ボルテック
E・HERO プリズマー×2枚
E・HERO ネオス
E・HERO オーシャン×2枚
E・HERO エアーマン
E・HERO アナザー・ネオス×2枚

魔法(19枚)
未来融合−フューチャー・フュージョン
増援
死者蘇生
強欲で謙虚な壺×3枚
ミラクル・フュージョン×3枚
ブラック・ホール
フュージョン・ゲート×2枚
デュアルスパーク×2枚
サイクロン×2枚
E−エマージェンシーコール×3枚

罠(10枚)
盗賊の七つ道具
聖なるバリア−ミラーフォース−
神の宣告
神の警告×2枚
ヒーロー・ブラスト×3枚
くず鉄のかかし×2枚
posted by LW at 01:42| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

【雑記】羅列15

☆エックスデイ
本日3/19、スターターデッキ発売に伴ってZEXAL環境がスタート。エクシーズモンスターの登場、適用ルール変更等カードプールもルールも大きく変わっていく。起動効果の弱体化の他にも、スイスドロー形式の大会におけるEDの廃止に加えて、「大会中のマナーについて」の条項も地味に変更された。今までは7文から成立していたのだが、ここに8文目が加わり、内容は以下。

8.日本語版以外のカードを使用する場合には、対戦相手にカード名やカードの効果を説明できるようにする。

まさか一言一句を説明出来ないとダメということも無いだろうけども、「過度なマナー違反に対しては審判の判断により罰則が適用される。」と有るから、罰則の適用範囲内にあることは間違いない。もっとも、遊戯のテキストの英語なんて少し用語を覚えれば中学程度の英語力で十分読める。

☆エクシーズルール再確認
・エクストラデッキに入れる
15枚制限は変わらないまま、エクシーズモンスターはエクストラデッキに入ることになっている。今まで枠の関係で泣く泣くエクストラデッキへの投入を諦めるモンスターは多くて精精2〜3枚だったものの、エクシーズモンスターは元々汎用性が非常に高く出る可能性はほとんどのデッキにあると言っても過言では無いだけに15枠の選択も大きな構築上のポイントになってくるはず。
・レベルの代わりにランクがある、レベルに関する効果は適用されない(星が左から記載)
《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》のようなレベル拘束を受けないことは大きな強みになる。「ランク」という概念が今までに存在しなかったものであるから、「《シンクロ・ヒーロー》は装備出来るのか、その場合ランクは変動するのか」「《ダーク・ダイブ・ボンバー》でリリース出来るのか、その場合のダメージはいくつになるのか」等等、多くのルールについて発表を待つことになりそう。
・カードカラーは黒
かっこいいね。
・同レベルのモンスターを指定数重ねてエクシーズ召喚。その際素材のカードはエクシーズモンスターの下に置く
素材モンスターが墓地に送られないというのは中々上手い調整だと思う。シンクロ黎明期の《氷結界の龍 ブリューナク》《馬頭鬼》のような墓地を利用したループも自然作りづらくなるし、《貪欲な壺》も含めた一人回し的なプレイで退屈することもなくなる。能動的に素材を墓地に送るモンスターが多いとはいえ、今のところは回数や状況に縛りがありシンクロ召喚程墓地を回していくことは出来ない。
・素材は”フィールド上の”カードとして扱わない(破壊したりできない)
・素材を取り除く場合、”フィールド上から”墓地へ送る扱いではない(召喚を無効にされたような状態)

これが一番重要というか、把握しておくべき部分。素材モンスターは見た目の上ではフィールド上に存在するにも関わらずルール上フィールド上に存在する扱いにならず、視覚情報とルールが矛盾するため非常にわかりづらい。こういう現象は特殊召喚モンスターの特殊召喚時に《王宮の弾圧》を発動した時にも発生していたものの、今日以降は特殊なケース以外でもこの現象を体験することになる。このルールによってエクシーズ素材に用いた《クリッター》等は効果を発動出来なくなる裁定であるから、《ゴブリンゾンビ》や《クリッター》でディスアドバンテージを軽減したシンクロ召喚と比べて、質よりも量が問題となってくるはず(ex:《創造の代行者 ヴィーナス》からの《神聖なる球体》)。フィールド外の領域がどのような領域か未だ細かい裁定が出ていないので、元々いた場所を限定しない《ダンディライオン》や離れた先の場所を限定しない《E・HERO アブソルートZero》の効果がどうなるかは裁定待ち。
・素材はトークン不可、罠モンスターは可能
《幻銃士》からエクシーズ出来たらゲームバランス壊れるもんな。
・エクシーズモンスターが裏側表示になっても素材はそのまま重ねて置く
素材を裏返さないならばエクシーズモンスターは《うごめく影》でシャッフルしても位置確認が出来るということになる。全く同じ素材でエクシーズ召喚した違うエクシーズモンスターを裏返して《うごめく影》でシャッフルした場合に限ってどちらがどちらであるかわからなくなるが、このケースは例外としてスルーされるのだろうか。
・エクシーズモンスターがフィールド上から離れた場合、素材は墓地へ送られる
バウンスしても素材が手札に戻るようなことは無く、《氷結界の龍 ブリューナク》《強制脱出装置》はエクシーズモンスター対策としても威力を発揮する。

・Skype
始めました(LW26002100)。まだ使っていないので何もわからないんですが、マイクが無いので多分チャットしか出来ないんだと思います。何も無くてもどうぞ。
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2011年03月15日

【カード考察】究極時械神セフィロン

☆《究極時械神セフィロン》
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。

5DSのラスボス。
@特殊召喚条件
A特殊召喚効果
の二つの効果を持つ。
特殊召喚条件はアニメ版効果(他の全ての時械神10体を全て場に出した時)を再現しつつもかなり緩和され、種類を問わず10体さえいれば特殊召喚出来ることになった。「のみ」のタイプの召喚条件であるから、《神の居城−ヴァルハラ》等には対応せず墓地に10体のモンスターを揃えないことには話にならない。墓地肥やしと聞いていくつか定番のカードを思いつくものの、「10枚」というのは流石に枚数が多い。《終末の騎士》《おろかな埋葬》あたりでは追いつかず、《魔導雑貨商人》のような枚数専用のカードを使う必要がありそう。仮にそれが上手く機能したとしても初手に来たこのカードを処理するにはしばらく時間がかかり、重さはかなりのモノ。
特殊召喚効果もアニメ版効果を受け継ぎつつ程よく弱体化。特殊召喚するモンスターはレベル8以上の天使族モンスターに限定され、効果無効+4000固定とトークンのような性能で出てくる。効果分類は恐らく起動効果、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の例からして対象を取らないと見て間違いないものの、ルール改訂の煽りに受けて若干使いづらい。結局は打点を確保出来るのみで、特殊召喚したモンスター効果も無効化される以上相手のモンスターや伏せに対する対抗策は事前に考えておかないといけない。幸いにもこのカードを出すには召喚権を使わないので、他の召喚権等でどうにかしておきたい感じ。
さて、いざデッキに投入ということで二つの効果を合わせて考えると、このカードの性能を存分に活かしきるためには「モンスターを10体以上墓地に落とせる」「レベル8以上の天使族モンスターを一定数採用している」の二つの条件を満たしている必要がある。
パッと思いついたところでは《高等儀式術》が3積み出来た頃に少し流行った儀式系デッキの派生だけど、墓地に落とすレベル1モンスターを大量に採用するとデッキの大半が使えないカードで埋まることになるし中々難しく、かといってレベルの高いモンスターで安定を図ると10体までが遠くなってしまう。《キメラテック・オーバー・ドラゴン》指定の《未来融合−フューチャー・フュージョン》あたりはスペックの高い機械族モンスターを採用出来るのでそれなりに安定している。他はライロタッチ、リクル特攻、ジャンド魔轟あたりの白枠出すデッキとか。
天使を入れるスペースが無ければ後半の効果を捨てて運用してみても召喚権を使わずに4000打点を放れるのでそれなりに活躍は出来るはず。ただ、いずれにせよ10体も墓地にモンスターを落とす動きが出来る程の余裕があるならこのカードに頼らなくても(このカードを入れるスペースに別のカードを入れても)勝てるんじゃないかとは思う。メインデッキに入れるカードで、サーチ出来ず、かつ似た効果も存在しないカードは、タッチで採用出来るような柔軟性が無ければ中々活躍は難しいんだよね。

特殊召喚出来る天使族のリストはこんな感じ。

大天使クリスティア
堕天使ゼラート
堕天使スペルビア
堕天使アスモディウス
時械神メタイオン
裁きを下す者−ボルテニス
光神機(ライトニングギア)−轟龍
モイスチャー星人
マスター・ヒュペリオン
ハネクリボー LV9
テュアラティン
ダーク・ボルテニス
コイツ
The splendid VENUS(ザ・スプレンディッド・ヴィーナス)

ヴァイロン・エプシロン
ヴァイロン・オメガ
カオス・ゴッデス−混沌の女神
極神聖帝オーディン
神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス

《堕天使アスモディウス》は墓地からの特殊召喚は出来ない。
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2011年03月10日

【大会】非公認大会 in 新宿ホビステ

開始前にアメニティで《A・ボム》購入。2枚欲しかったんだけど、1枚しか在庫が無かった。やっぱり少しづつ需要が増しているのかもしれない。
普段は水曜日は公認大会をやっているのだけど、選考会期間は非公認大会に差し替えるらしい。トラブルを避けるためかな?

・一戦目:【ヒロビ】:○×○
 一本目
よく覚えてない。
 二本目
ヒロビに先攻《E・HERO プリズマー》に《ヒーロー・ブラスト》の初動は迂闊な構えで《デュアルスパーク》にアド取られた。《氷帝メビウス》《ドッペルゲンガー》でバシバシ伏せを剥がしていくものの、《強制脱出装置》でそれ程必要の無い《E・HERO エアーマン》を拾ってしまったせいで《E・HERO The シャイニング》の処理に手間取って負け。
 三本目
《A・ボム》強い。アド差付けてバック使わせ、《ミラクル・フュージョン》から《E・HERO The シャイニング》のパンチ押し込んで勝ち。

・二戦目:【天使】:×○×
 一本目
早い段階で《マスター・ヒュペリオン》に押され、回答が無くなり負け。
 二本目
《盗賊の七つ道具》絡めて《フュージョン・ゲート》スタートから《E・HERO ボルテック》で《E・HERO エアーマン》帰還まで通す。《氷結界の龍 トリシューラ》来ても流石に負けない布陣。
 三本目
相手先攻《神秘の代行者 アース》からの《創造の代行者 ヴィーナス》を《神の警告》で止めるものの後が続かず《神秘の代行者 アース》にしばらく殴られる。引いた《A・O・J コアデストロイ》は《サイファー・スカウター》に倒され、結局はバックを《砂塵の大竜巻》で消されてからの《マスター・ヒュペリオン》に押されて負け。

主要除去の《ヒーロー・ブラスト》に対応しない《マスター・ヒュペリオン》も十分過ぎる脅威。《奈落の落とし穴》は不意の伏せ除去で剥がされることもあるし、《次元幽閉》はアタックをやめて伏せを割る姿勢に入られると何の足しにもならない。既に立ってしまった《マスター・ヒュペリオン》に対して明確な回答が欲しいところ。《大天使クリスティア》にも対応出来ればベストだけど、自爆のライフがかさみすぎる《A・ボム》は対《マスター・ヒュペリオン》としてはかなり怪しい。《A・O・J コアデストロイ》が少し近いかな。《A・O・J D.D.チェッカー》はあくまでもサブウェポンだし…案外《地砕き》あたりが無難な着地点なのかもしれない。

・三戦目:【ジャンクデブリ】:○×○
 一本目
相手が裏守備しか並べてこないので《フュージョン・ゲート》から入って《E・HERO アブソルートZero》>《E・HERO The シャイニング》×2で殺しに行く。《トラゴエディア》は《神の警告》で飛ばして詰み。
 二本目
初手に《E・HERO ネオス》が二枚被る。少しは気分が良くなるかと思って最近《E・HERO ネオス》をウルトラにしてみたんだけど、憎さ余って憎さ百倍。《E・HERO アブソルートZero》や《超融合》で粘りはするものの、追加《リビングデッドの呼び声》から《スクラップ・ドラゴン》蘇生で死亡。
 三本目
初手から《未来融合−フューチャー・フュージョン》で《E・HERO エアーマン》を落として《E・HERO オーシャン》召喚バック3。《ハリケーン》から《カードガンナー》のパンチで解決されこそするが、後続が弱い《ハリケーン》を撃たせた《E・HERO オーシャン》は十分に仕事をした。返しの《サイバー・ドラゴン》で《カードガンナー》吸収から畳み掛けて勝ち。

・四戦目:【六武衆】:××―
 一本目
お互いモンスターが無く、5ターン程ドローゴーでもたもたしているうちに《真六武衆−シエン》《六武衆−ヤイチ》と構えられる。《フュージョン・ゲート》からの《E・HERO アブソルートZero》には《奈落の落とし穴》+《六尺瓊勾玉》、《超融合》狙いの《E・HERO プリズマー》召喚には《神の宣告》。
 二本目
初手から《E・HERO プリズマー》立ててバックは《強制脱出装置》《神の警告》《ヒーロー・ブラスト》《連鎖除外》と充実した構え。が、後攻《ハリケーン》から《真六武衆−キザン》アタックが通る。《ヒーロー・ブラスト》は《六尺瓊勾玉》、《ミラクル・フュージョン》は《王宮の弾圧》で消され、そこからモンスターを引かず《真六武衆−キザン》に5回パンチされて死亡。ダッセー。

2-2で幕。精進します。

・ガチガチヴィーナス
gantetsudonyu.bmp
昨日書いた記事の通り《ガチガチガンテツ》の登場で《創造の代行者 ヴィーナス》の性能が今までとダンチになる。
@《創造の代行者 ヴィーナス》召喚効果起動、2〜3《神聖なる球体》SS
A《神聖なる球体》×2→《ガチガチガンテツ》エクシーズ
これで《創造の代行者 ヴィーナス》ATK2000と《ガチガチガンテツ》DEF2200破壊耐性2回持ちが並ぶ構え。《創造の代行者 ヴィーナス》一枚から構えられるので今までの構築と何ら変える必要が無いし、一枚でこれだけの布陣を構えつつ天使を肥やすスタイルは代行天使の脅威の一つに数えられるはず。
ラベル:非公認大会
posted by LW at 00:20| Comment(0) | 大会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月08日

【カード考察】ガチガチガンテツ

☆《ガチガチガンテツ》
エクシーズ・効果モンスター
星2/地属性/岩石族/攻 500/守1800
レベル2モンスター×2
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりにこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターの攻撃力・守備力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。

ランク2のエクシーズ。
トークンが使用出来るかどうかカウントされるかはひとまず置いといて、普通に出した限りの初期スペックは実質900/2200。更に破壊耐性を併せ持ち、破壊耐性を一度使うごとにステータスが900/2200→700/2000→500/1800と減っていく壁専門のモンスター。
ただの壁ならば他にも選択肢はいくつかあるものの、エクシーズ特有の出しやすさ・ステータス・破壊耐性について対光デュアル性能の壁として噛み合った性能を持つ。光デュアルにおいては中盤以降にしか撃てない《ミラクル・フュージョン》を除くと最高打点が《サイバー・ドラゴン》の2100であるから、素の状態の戦闘では歯が立たない。ダメージを通すためにこれに対して除去を当てる必要が生じるものの、《次元幽閉》《奈落の落とし穴》は当たらず、当たる除去は《地砕き》《デュアルスパーク》あたり(先撃ちが効くなら《神の警告》も)。しかし、どれも基本が1:1交換の除去であるから、ここで破壊耐性が生きてくる。一度除去を向けられても前半のテキストによってステータスを下げることで効果破壊を防ぎ、かつその後も2000打点を保つため相変わらず《サイバー・ドラゴン》以外では歯が立たない。かといってもう一度除去を使って数値を1800まで下げて《E・HERO アナザー・ネオス》での戦闘破壊を試みると、2枚のカードを消費してしまう。つまり、《ガチガチガンテツ》が1枚の消費で出ていた場合には、《スノーマンイーター》と同様1アドバンテージを稼ぎつつ、ライフアドバンテージを守る壁になる。他にも表側守備表示から入るため《スノーマンイーター》《ドッペルゲンガー》には有効な《抹殺の使徒》が当たらなかったり、そもそもエクシーズであるから一戦目からデッキを崩さずに展開することも出来る。地味に他のモンスターを補助する効果も併せ持っており、ささやかではあるが+400/+400となると放置は出来ない数値。
天使において《創造の代行者 ヴィーナス》からの《神聖なる球体》×2によるエクシーズで出しやすい、というかそれくらいしか思い当たらない。初手及び最序盤から《創造の代行者 ヴィーナス》効果連打というプレイは今までも常道だったものの、更に壁となる《ガチガチガンテツ》が加わり、スターター発売以降光デュアルはしばしばこのカードに足止めを喰らうことになりそう。ステータスアップの効果も相まって《創造の代行者 ヴィーナス》から《神聖なる球体》を2〜3体展開して《ガチガチガンテツ》を出すだけで《創造の代行者 ヴィーナス》の攻撃力は2000となり、一気に1900ラインのモンスターを殴れるようになる。
posted by LW at 20:33| Comment(0) | カード考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月05日

【雑記】羅列14

☆超融合マイナー準備カードまとめ
・《ワーム・ゼロ》
ワームに対して。特に《W星雲隕石》発動時はワームが全て表側表示になり、場のワームを全て取り込める。また、《W星雲隕石》のエンドフェイズ時のドロー効果及び特殊召喚効果はフィールド上に表側表示で光属性爬虫類族モンスターが存在しなければ処理されない裁定なので隙無く動きを潰せる。《ワーム・ゼロ》自体は4体吸えてようやく戦闘に参加できなくも無いというレベルで、効果もまず発動出来ない。
・《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》
TG系のデッキでの《TG ワンダー・マジシャン》《TG ハイパー・ライブラリアン》の構えや、墓守の《アーカナイト・マジシャン》に対して。出た後のアドバンテージ回収能力はかなり高め。
・《アルティメットサイキッカー》
サイキック系のデッキに対して。そもそもサイキックのシンクロが出るかどうかは微妙ではあるけど。破壊耐性と貫通効果で出た後の戦闘性能はかなり高め。
・《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》
ドラゴン族シンクロに対して。特に六武衆の《ナチュル・パルキオン》+《六武衆の師範》のような布陣を相手の場だけで崩せるのが便利。出た後は効果がほとんど役に立たず、打点でしかない。
・《キメラテック・オーバー・ドラゴン》
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》狙いの《サイバー・ドラゴン》に対して《奈落の落とし穴》を発動された時に《超融合》で出せる。
・《起爆獣ヴァルカノン》《重爆撃禽 ボム・フェネクス》
《E・HERO ザ・ヒート》を採用している場合は《サイバー・ドラゴン》《フォーミュラ・シンクロン》《カードガンナー》《A・O・J カタストル》等を吸える可能性アリ。

☆《幻銃士》
あちこちで話題になっているけれど、トークンでもエクシーズ可だったらゲームバランス的に非常に「マズい」んじゃないかと思う。
《レスキューキャット》を筆頭に、《ジャンク・シンクロン》《BF−極北のブリザード》のような釣り上げモンスター等「召喚権一つで上級モンスターを下級モンスターのように出せる」繋ぎの効果を持つモンスターはたくさん登場したけれど、どれもデッキや墓地が無ければ発動さえ出来なかった。《幻銃士》はデッキにも墓地にも全く依存せず完全に一枚で運用出来る点で一線を画している。
かの《レスキューキャット》だろうとデッキにモンスターが存在しなければならないことは安定性の面から見れば明確な欠点。何戦かに一度は手札に獣が飽和して負けるだとか、リクルート対象が無いから発動出来ない、という形でその欠点を実感した経験は誰にでもあるはず。もっと遡って考えれば、構築の時点で素引きする程でも無いスペックのモンスターを投入しないといけないこと自体が欠点でもある。釣り上げ系の《ジャンク・シンクロン》等に関しては言うまでも無く、初手では動かなかったり《氷結界の龍 トリシューラ》で対象を抜かれた後は死に札になる。
しかし、《幻銃士》のエクシーズはデッキや墓地が空でも、初手だろうと海底牌だろうと何の関係も無く独立して機能する。《ブラッド・ヴォルス》召喚と全く同じ形でランク4エクシーズが出る。《No.39 希望皇ホープ》を見るにレベル4のエクシーズは上級程度の性能を持つことは明らかで、これはあまりにも滅裂な性能なんじゃないかと思うわけですよ。

☆ヒロビに対しての《心鎮壷》
強い。
勿論バックを消す用途で使われるのだけど、《王宮のお触れ》と比べ、魔法か罠かを問うていないおかげで《月の書》《デュアルスパーク》も抑えこまれる上に《心鎮壷》を張った側のバックは全く影響を受けない。2枚という封印枚数は十分な枚数で、バックが複数有っても本命を絞って行ける。
結局後々の《サイクロン》か何かで1:1で解決出来るんじゃないか?ということにはならない。バックを抑え込まれている間にモンスターが無防備になるので、バックで防ぐはずだった大型モンスターの召喚・攻撃がそのまま通り戦闘破壊され、アドバンテージを失うからだ。そうで無くても《心鎮壷》を割る札を引けずにライフを削り取られれば1:2のまま試合は終わり。
「《心鎮壷》を割る」ということ自体もそう簡単にはいかない。ヒロビはバックの対処に関しては《サイクロン》《デュアルスパーク》で破壊するのが精精で、《心鎮壷》の破壊は1:1交換せざるをえない。すると、《心鎮壷》の発動中に戦闘破壊されていた場合は最終的なアドバンテージは-1。更に、メインからだとバック除去手段は《サイクロン》《デュアルスパーク》程度しか無いので追加《ナチュル・ビースト》で詰み。《ミラクル・フュージョン》は死に、最高打点《サイバー・ドラゴン》が2100ラインだからバックが潰されているとなると解決手段はトップで除去罠を引いて来るくらいしか無い。
最近《心鎮壷》流行ってるのかな。マッチ3つで見た。
posted by LW at 00:29| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月02日

【カード考察】イビリチュア・ガストクラーケ

リチュアを回した感想と合わせてぼちぼち書きます。

☆《イビリチュア・ガストクラーケ》
儀式・効果モンスター
星6/水属性/水族/攻2400/守1000
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードが儀式召喚に成功した時、相手の手札をランダムに2枚まで確認し、その中から1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。

召喚時点で手札コスト無く1アドバンテージを確約する、儀式モンスターとして見ても優秀なカード。アドバンテージ的に非常に優れており、情報アドバンテージの利も少なくない。しかもリチュア特有の専用サポートのおかげで使いまわしが利き、リチュアでは特に出しやすいレベル6、かつ《リチュア・アビス》のサーチに対応と申し分無いスペック。流れとしては《リチュア・ビースト》での《リチュア・アビス》回収、《リチュア・エリアル》反転からの《リチュア・アビス》回収からレベルやカードを揃えつつ楽に儀式召喚出来る。
また、このカードを2枚手札にある場合《リチュアの儀水鏡》の回収能力を利用して《リチュアの儀水鏡》を持っている数だけ簡易なループが組める。
@《リチュアの儀水鏡》αで《イビリチュア・ガストクラーケ》Aをリリースし《イビリチュア・ガストクラーケ》B儀式召喚
A墓地の《リチュアの儀水鏡》発動、《イビリチュア・ガストクラーケ》Aを手札に回収
B《リチュアの儀水鏡》βで《イビリチュア・ガストクラーケ》Bをリリースし《イビリチュア・ガストクラーケ》A儀式召喚
つまり、《リチュアの儀水鏡》と相手の手札一枚を延々と交換することが出来る。《リチュアの儀水鏡》は一々デッキに戻るので《シャドウ・リチュア》でサーチでき、つまりは《シャドウ・リチュア》一枚と相手の手札一枚を交換出来るようになる。ここにきて《サルベージ》《儀水鏡の瞑想術》の1:2交換がわかりやすい形で現れ、あわよくばアド差を大きく付けることが出来る。

ただ、前提として墓地がある程度肥えていること、サーチ手段が豊富とはいえスタート出来る手札を揃えることが必要だし、所詮はハンデスでしか無いこと、相手の妨害バックやモンスターには一切触れないことなどが相まって勝ち筋にはならない。これはリチュア全体に言えることで、《イビリチュア・マインドオーガス》の効果も相当優秀ではあるのだけど、場に直接干渉することは出来ず戦線サポートのような効果に留まる。
また、リチュアが稼ぐアドバンテージは《フォーミュラ・シンクロン》等のドローに代表されるいわゆる「アドバンテージ」とは性質が違うものであることも理解しておかないといけない。どんなに手札が肥えてもリチュア関連のものでしか無いから、それを戦場、戦況に還元していこうということになると儀式召喚する過程でロスが生じたりするし、《サルベージ》で肥えた手札をそのままバックとして扱うことも勿論出来ない。
ついでに《リチュアに伝わりし禁断の秘術》に言及すると、レベル4を吸収することには長けているものの他のレベルには全く触れないので除去として扱うのは危険。《イビリチュア・ソウルオーガ》はレベルが中々合わない上にコストがかさみ、例のルール改訂も相まって安定した除去要因とは見づらい。中核の《リチュア・アビス》をサーチする《グリズリーマザー》や《リチュア・アビス》とのシナジーを見込んだ《強制転移》とか、何か他のギミックを用意しておくべき。

《フィッシュボーグ−ガンナー》を上手く扱えれば除去へのアクセスも増え、柔軟な動きが出来そうではあるけどただでさえバランスが危ういのでどうやって組み込もうかなあという感じ。トピックとしては《イビリチュア・テトラオーグル》とのシナジーが見込めたり、《リチュアに伝わりし禁断の秘術》のレベルの幅を広げることにも繋がる。
posted by LW at 23:47| Comment(0) | カード考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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